技術士活性化委員会のホームお知らせ2022.1.19_技術支援基礎(知的資産経営WEEK2021)
企業などの競争力の源泉としての,人材,技術,技能,知的財産(特許・ブランドなど),組織力,顧客とのネットワークなど,財務諸表には現れてこない資産を総称して“知的資産”といいます。また“強み(知的資産)”をしっかりと把握し,それを“見える化”することで業績の向上に結びつけることを“知的資産経営”といいます。
ローカルベンチマークは,企業の経営状態の把握,いわゆる“健康診断”を行うツール(道具)として,企業の経営者など金融機関,支援機関などが,企業の状態を把握し,双方が同じ目線で対話を行うための基本的な枠組みであり,事業性評価の“入口”として活用されることが期待されるものです。
また,経営デザインシートは,知財が企業の価値創造メカニズムにおいて果たす役割を的確に評価して経営をデザインするためのツールで将来に向けて自社及び支援先が持続的に成長するために,将来の経営の基幹となる価値創造メカニズム(資源を組み合わせて企業理念に適合する価値を創造する一連の仕組み)をデザインして移行させるためのシートです。
今回のセミナーは,技術士が得意とする“技術を用いて支援先の問題を発見し,それを解決する業務”を遂行する際に,有益となる知的資産経営に関する基礎知識を習得することで,支援する企業・経営者への更なる貢献を目指し企画しました。
コンサルタントを生業とした独立技術士だけでなく,企業内技術士にも役立つ研修ですので,是非,多くの方に受講して頂きたいと考えています。
なお,本研修会は全てTeamsによるWeb配信によって行われます。Web配信方法の詳細については参加者にご連絡いたします。
1.日時:2022年 1月19日(水曜日)13:30〜17:00
2.場所:オンライン開催(Teams)
3.主催:公益社団法人 日本技術士会 活性化委員会
4.後援:経済産業省
5.テーマ:知的資産経営における技術士への期待
6.プログラム概要:
(1) 知的資産経営の概要
講師:小林 幹 氏(経済産業省 経済産業政策局 知的財産政策室 係長)
時間:13時35分〜13時45分(10分)
(2) ローカルベンチマークの概要と最近の取組
講師:横川 翔哉 氏(経済産業省 経済産業政策局 産業資金課 係長)
時間:13時45分〜14時35分(50分:質疑含む)
(3) 知的財産推進計画2021 〜知財投資等に関する開示等ガイドライン、経営デザインシートの実践 〜
講師:鶴本 祥文 氏(前半の説明)(内閣府 知的財産戦略推進事務局 参事官補佐)
講師:妹尾 千明 氏(後半の説明)(内閣府 知的財産戦略推進事務局 主査)
時間:前半と後半で14時45分〜15時45分(計60分:質疑含む)
(4) メーカーのブランド戦略とそれに纏わる事業の活性化
講師:八角 克夫 氏(技術士・化学部門)
時間:15時55分〜16時55分(60分:質疑含む)
7.定員(申込み先着順):200名
8.参加費(資料代含む):無料(一般・会員共通)
9.参加対象者:会員,非会員
10.申込先:
・受講申込みは必ず技術士会HP-Web行事予定から申込んで下さい。
会員 https://www.engineer.or.jp/kaiin/dmsw0200.php
非会員 https://www.engineer.or.jp/ippan/dmsw0211.php
・照会先:公益社団法人日本技術士会 技術士活性化委員会
委員会事務局 peksk@engineer.or.jp (担当:谷口)
・参加を希望する地域本部があれば事務局にお問い合わせください。
以 上
「IPEJ」,「日本技術士会」,「技術士会」,「CEマーク」及び「PEマーク」は、公益社団法人日本技術士会の登録商標です。
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