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「D＆I」フォーラム開催報告

開催概要

・日時：2019年5月18日（土）14:00〜16:45
・場所：機械振興会館　6階　6-67号室
・主催：公益社団法人日本技術士会　男女共同参画推進委員会
・後援：男女共同参画学協会連絡会、公益社団法人土木学会
・参加者：45名（関係者含む）
・行事概要：
「アンコンシャスバイアス（無意識の偏見）」は誰にでもあり、人間関係やパフォーマンス、組織マネジメントなどに影響を与えています。
D＆Iを実現する上で、アンコンシャスバイアスが障害とならないよう、基本的な知識を学び、気づき、実践につなげることを目的とし、講演およびワークショップを行いました。
・内容

1．講演「私にもある？アンコンシャスバイアス〜「無意識の偏見」への気づきから職場改善、自身の成長へ〜」
講師：荒金　雅子　氏（株式会社クオリア代表取締役社長）
アンコンシャスバイアスは誰にでもあり、自分自身が気づいていない、物の見方や捉え方の「歪み」「偏り」であり、意識の中でなくすことは難しいが、行動、デザイン（仕組み）の中でなくすことができることをだまし絵やオーケストラのオーディションの事例を用いて、説明されました。

2．ワークショップ
参加者を8つのグループに分け、自分の中のバイアス、職場等で経験したバイアス等についてワークショップを実施、グループで協議した。2つのグループより、職場での時間軸（残業、働き方改革など）のバイアス、男女の差について発表されました。

3．.ワークショップを受けて（講演）
現在の社会では普通にしていたら、コミュニケーションをとることはできません。それがアンコンシャスバイアスにつながっています。コミュニケーションスキルが重要であり、その中でも「聴く」「承認(肯定)する」「質問する」スキルが特に必要です。

4．アンケート結果（閉会後回収）
参加者にアンケート調査を行い、31名より回答を得ました。その結果、「とても満足」77％、「やや満足」23％と高い満足度が得られました。また、フォーラムの長さについては、「短い」がやや多かったものの、「ちょうどよい」も半数見られたため、今後の検討課題とします。

−以上−

内容詳細は、添付資料をご覧ください。