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CPD支援委員会

6月度技術士CPD中央講座(第151回)

テーマ : 福島第一原発事故に向き合う

 平成23(2011)年3 月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による津波に伴う東京電力福島第一原子力発電所及び同社福島第二原子力発電所において発生した事故(以下「東電福島原発事故」という)から、令和3 (2021)年3月で10年を迎える。
 今回の企画では、外部の講師により東電福島原発事故の反省・教訓を反映する2つの講演を計画している。また、技術士会の企画イベントとしてこの10年間を振り返り、今後の課題に向き合っていく決意を示した技術士の執筆手記をベースに分析・解析を進め、それを発展させたテーマでパネル討論することを計画している。これらを通じて、事故10年を機に、思いやその反省・教訓を風化させることなく、安全への意識を一層高めていくことで、個の技術士がリスクマネジメントに取り組む糸口となる活動にしたい。

日時

 2021年6月26日(土) 13:00〜17:00

場所

 Teamsによるオンライン講演会

主催

 公益社団法人日本技術士会 CPD支援委員会

共催

 公益社団法人日本技術士会 原子力・放射線部会

会費

 無料

定員

 200名(定員に達し次第締切)定員に達しましたので受付を終了しました。【2021.6.14】

申込み

 ご参加は、日本技術士会の会員の方に限ります。

本ページ下部「 添付資料 」の「 オンライン講演会参加に関する規約 」を必ずお読みになり、
内容に同意した上で、コチラ(← クリック)のCPD行事予定表よりお申込み下さい。

申込み受付は、5月6日(木)午後に開始します。
  定員に達しない場合も、6月24日(木)午前で締め切ります。

申込の際、Teams招待メールを受信するメールアドレスを入力願います。
  6月25日(金)にTeams招待メールを送信する予定です。

内容

◆講演1 「 福島第一原子力発電所事故の教訓反映 〜自主規制の定着と発展に向けて〜(仮称)」

 平岡 洋一 氏 〔 一般社団法人原子力安全推進協会(JANSI) 常務執行役員 事業戦略本部長 兼 事業戦略部長 〕

 2011 年3 月の福島第一原子力発電所事故の全体概要を述べた後に、事故を受けてその後に規制当局と電力会社が進めている原子力プラントの継続的な安全性向上対策への取組みの外観について解説する。
 取組みの具体的な対応内容・改善点と現況として、新規制基準、確率論的安全評価(PRA)、新検査制度等は全体の流れの中の1つの要素としてその概要を解説する。さらに、福島第一原子力発電所事故から10 年を経て、原子力産業界で定着しつつある自主規制の現況を紹介し、今後さらに発展するために必要とされる組織文化やリスクマネジメント等の課題を解説する。

◆講演2 「 社会要求に応える原子力技術のリスクマネジメント 」

 野口 和彦 氏 〔 横浜国大・リスク共生社会創造センター 客員教授 〕

 福島第一原子力発電所事故から10 年を経て、原子力分野の専門家は原子力技術が社会要求に応え続けるための技術改革の継続とリスクマネジメントの高度化を継続している。専門家はただひたすらに安全性向上対策への取り組みを進めるだけではなく、そこには科学技術の視点に加えて、社会技術の視点を取り込むことが必要である。加えて社会的要求に応えようとするのは原子力技術だけではないため、他の技術分野との融合と理解することも必要である。さらに近年は、AI、IoTなどの情報技術の目覚ましい発展で世の中が大きく変わりつつある。すわなち、社会的な視点と共生および他の技術分野の優れた技術の取り込みが課題である。
 この講演では上述の背景や現況および原子力以外の技術分野の自然災害、地球温暖化、新型コロナウィルス感染拡大、航空機事故等でのリスクマネジメントの事例を概説するとともに、原子力技術の目指すべき社会要求に応えるリスクマネジメントのあり方と今後取り組むべき課題について解説する。

◆企画イベント 「 リスクマネジメントに取り組むために技術士がなすべきこと(仮称)」

 福島第一原子力発電所事故から10 年を迎えるにあたり、今回の原子力・放射線部会の福島原発事故10年企画では、個の技術士がこの10年間を振り返り、今後の課題に向き合っていく決意を示した手記「技術士として福島復興に寄せる想い」を募集している。本企画WGが手記の内容を分析・分類し、Key word解析した結果を部会から報告する。さらに、前述の執筆手記の分析・解析結果を反映して選出したパネラーが、テーマ「リスクマネジメントに取り組むために技術士がなすべきこと(仮称)」に向けて更に発展させた提案をパネル説明し、それに基づくパネル討論により技術士のあるべき姿を具現化する。
 すなわち、福島原発事故10年企画では、講演1・2および執筆手記の部会による内容概要と解析結果の報告・パネラー説明・パネル討論から成る一連の企画イベントにより、原発事故時の思いやその反省・教訓を風化させることなく、安全への意識を一層高めていくことで、個の技術士がリスクマネジメントに取り組む糸口となる活動にしたい。

上記、内容は変更になることがございますのでご了承下さい。

Teamsの接続について

1.Teamsの接続方法については、本ページ下部「 添付資料 」の「 Teams接続方法 」をご覧下さい。
 個別に接続方法を電話、メール等で説明することは、事前、当日とも致しかねます。
2.講演会の当日、事務局の担当者が運営のため執務室から離れ、会場など別室に詰めている場合があります。
 接続の不具合対応含め、事務局に電話されても応答できかねますので、予めご了承下さい。
3.お一人様1接続での参加をお願いします。複数の機器を接続しての参加はお断りします。
4.Teams経由による講演会参加に際してご利用のパソコン等に障害が発生した場合も、日本技術士会は一切の責任を負いません。

このページのお問い合わせ:CPD支援委員会

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