平成16年度技術士第一次試験の合格者数は約2万3千人となり、昨年に続き2万人台を維持した。合格者に対して今後の修習にあたっての研修を行い、進路のガイダンスに資するため技術士第一次試験合格者歓迎会(東京会場、13:00〜17:00)が平成17年2月26日(土)機械振興会館にて開催された。合格者約200人が参集し、交流会(18:00〜20:00)では先輩技術士との交流が行われた。
当日の様子を写真で紹介
1. |
【特別講演】21世紀の技術像と日本技術士会の役割 |
日本技術士会会長 清野茂次 |
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【要旨】 |
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2. |
【講演】技術士の試験制度について |
日本技術士会試験部長 安藤 忠志 |
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【要旨】 |
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3. |
【講演】修習経路と獲得すべき能力 |
修習技術者支援実行委員会委員長 岩熊 まき |
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【要旨】 ・経路1 技術士補として登録、同部門技術士のもとで4年の修習経験。 ・経路2 優れた指導技術者のもとで、4年間の修習を行う。 ・経路3 7年間の実務経験。 技術士の定義「科学技術に関する高等の応用能力」における「高等」とは,相対評価ではあるが、誰にでもできるようなものではない技術能力を意味する。また「応用能力」とは,技術的選択肢の中でベストの方法ではなくとも、ベターな方法を考案できる能力を意味している。修習技術者は基本修習課題に関する修習を進め、科学技術に関する知識を実地に適用していただきたい。技術士会では、修習技術者向けに年間を通じて研修行事を開催しており、これに参加することが修習に役立つ。なお修習活動全般について解説したガイドブックが刊行されているので、これ参考として直ちに修習を開始していただきたい。 |
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4. |
【パネルディスカッション】二次試験合格への挑戦 |
コーディネータ |
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各パネリストからの発表要旨 |
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【テーマ:実務経験での合格体験】小松 秀次技術士(建設部門)
経験に裏付けられた技術を自分なりに工夫し,これを論文にまとめる練習が必要である。 |
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【テーマ:二次試験合格への挑戦】大村 昭三技術士(応用理学)
目標達成のための思考力形成が重要である。日本技術士会の会合ではモチベーションを高められた。 |
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【テーマ:技術士を目指して】橋本 正明技術士補(環境)
やり遂げようとする自分の強い意思が重要である。また技術士会の各種行事への参加で、今までと違う世界観や目標が見えてきた。 |
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【テーマ:修習期間のモチベーション維持】井上 晴彦技術士補(生物工学)
技術士補としての活動により,大学での垣根を越える人脈が形成できた。大学院での研究がそのまま修習経験となっている。 |
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質疑応答(一部) |
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【身近に技術士がいないがどうすればよいか】 会社の先輩に指導技術者になってもらい、ガイドブックをもとに修習を進めるとよいでしょう。 【技術士会に参加してよかったことは】 モチベーションの維持や自分の意識を高めるために有効でした。 【合格者へのアドバイス】 (小松)人間のネットワークを作り、他分野の技術者とも交流しましょう。長期的ビジョンが大事です。 (大村)情熱を持ち続けることです。頑張りましょう。 (橋本)昨年のいま頃は不安だらけでしたが、1年後はこの演題に立っている。なせばなる。 (井上)一次試験合格は通過点なので、交流により自分を高めていただきたい。 |
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【懇親会】
安藤副会長の乾杯のもと,先輩技術士との交流の輪が会場内に広がり、懇談を通じて活発な人脈形成が図られた。
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