技術士継続教育(CPD)について


 平成12年4月に技術士法の一部が改正され、「技術士の資質向上の責務」として同法第47条の2に「技術士は、常に、その業務に関して有する知識及び技能の水準を向上させ、その他その資質の向上を図るように努めなければならない。」と規定されました。これにより、技術士は、資格取得後も知識及び技能の水準等の向上を図るための研鑽が責務として明文化されました。これを受けて、日本技術士会は、平成13年4月から「技術士CPD(Continuing Professional Development =継続教育)」をスタートさせました。
 以下に「技術士CPD(継続教育)」について、概要をご説明いたします。
 

CPDの目的
 技術士は、高等の専門的応用能力を有した技術者として、次のような視点を重視したCPDに努めることが必要です。
 ・ 技術者倫理の徹底
 ・ 科学技術の進歩への関与
 ・ 社会環境変化への対応
 ・ 技術者としての判断力の向上

CPDの形態
 CPDの形態としては、以下のような形態が主な対象として考えられます。
 ・ 講習会・研修会等への参加(受講)
 ・ 論文等の発表
 ・ 企業内研修
 ・ 技術指導
 ・ 産業界における業務経験
 ・ その他(自己学習等)

CPDの課題
 技術士CPDの修得すべき課題としては、次のものがあります。
 ・ 一般課題
  @倫理、A環境、B安全、C技術動向、D社会動向、E産業経済動向、F規格、基準の動向、Gマネジメント手法、H契約、I国際交流、Jその他
 ・ 技術課題
  @専門分野の最新技術、A科学技術動向、B関係法令、C事故事例、Dその他

CPDの実績
 一定期間内に所定のCPD単位(CPDに費やした時間に「重みファクター」を乗じた数値)を履修し、CPDの実績を以下に述べるように記録整理し、登録することが望ましいと考えられます。
 なお、技術士が日頃従事している職務は、CPDの実績の対象とはなりません。また、CPDの実績は、3年間に150時間(CPDに費やした時間に重みファクターを乗じた時間)が望ましいと考えられています。履修に当たっては、上記の形態や課題が特定のものに偏らないようにバランスのとれたものとなるように心がけることが必要です。

CPDの記録・登録
 技術士CPDを履修した場合は、その年月日、主催者、時間数、履修内容等を整理し記録しておき、まとめて日本技術士会に登録するよう、お願いいたします。
 

(注)CPDの目的、形態、課題及び実績の詳細については、「技術士継続教育(CPD)実施方策検討委員会」報告書(http://www.engineer.or.jp/cpd/cpd.html)をご参照下さい。また、CPDに関する講座等のご案内については、「技術士会関係のCPD事業」(http://www.engineer.or.jp/cpd/cpdjigyou.html)をご参照下さい。なお、CPDの記録・登録に関して、日本技術士会は、「技術士CPD(継続教育)ガイドブック」及び「技術士CPD記録及び技術士業務記録簿(Professional Engineer Logbook)」を有料で頒布しています。
 
 


技術士会ホームページ > 継続教育(CPD)