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原子力・放射線部会

(4)各機関の技術士試験受験者増の取り組みの具体事例の紹介

各機関の技術士試験受験者増の取り組みの具体事例の紹介

 当部会では今後10年の活動の大きな柱の一つとして、「技術士の認知度向上と技術士数増に向けた活動」を挙げています。これは、技術士制度活用の具体化と、技術士数の確保は「車の両輪」であると位置づけ、部会設立の当初から推し進めてきた活動の柱です。
 しかしながら、技術士資格取得に対する企業における給与や処遇によるインセンティブの調査等を行うと、原子力放射線分野においては、難関の試験に見合うだけのメリットが少ない等の状況は明らかで、東日本大震災以降、本来業務の多忙さ故に受験者は減少し、合格者も毎年20名弱で低迷しております。
 一方、最近の合格者の状況では、積極的な認知度向上策や受験支援を行っている特定企業からの合格者に偏る傾向や、技術士資格が持つ公益確保や中立性等の社会的意義に期待して、東日本大震災後の住民と直に接する対応に生かしたいとする動機を持った合格者の比率が増える等の変化も見られます。
 我々は、この傾向に着目し、各社の良好事例を順次紹介しつつ、今後技術士の認知度向上と技術士の受験者を増やすためにどうすべきかを考えていきます。そして、原子力界全体の社会からの信頼回復に貢献するためにも、「技術士=信頼される技術者」ということを社会に定着させるためにはどうすべきかを考えていきたいと思います。
 具体的な活動を進めるに当たっては、10月に概要計画を定め、2015年5月に発行予定の部会報第16号の紙面から順次事例を紹介するとともに、この頁を通じて皆様からの情報を収集したいと思っております。そして、
5.原子力関連学部学科・大学院への技術士制度説明会の実施
6.小中高教科書におけるエネルギー・放射線関連記載に関する調査協力の部会への紹介
の企画と連携しつつ、活動を進めてまいります。

このページのお問い合わせ:原子力・放射線部会

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