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生物工学部会

【例会案内】2021年10月例会(秋の例会)

日時:2021年10月9日(土)14:00〜17:30(幹事会 12:00〜13:30)
場所:オンライン
主催:公益社団法人日本技術士会 生物工学部会
対象:日本技術士会 正会員・準会員
会費:正会員1000円、準会員500円

プログラム
(1) 講演
1. 下 秀春 氏(三和酒類株式会社 食品事業部 統括部長)
 「企業として技術士に求めること」
[講演要旨]
 当社は本格焼酎「いいちこ」を主力商品とする総合酒類メーカーである。約350名の企業における研究開発部門は少数精鋭の組織運営となり、モノづくりがワンストップで出来る人材育成に繋がる一方、研究のみに集中する時間は少なくなる。対外的な評価は研究員の大きなモチベーションに繋がることから、実装型技術系人材の評価軸が必要となった。技術士の定義1)の中に、当社が必要とする人材像が投影されていることから、研究技術系のキャリアとして技術士資格取得を推奨し、2014年以来、現在に至るまでに6名が技術士(生物工学)となった。資格取得後は、研究と他の職掌兼務により部門間の調整役を果たすケースが多く、この中で技術士に求められる資質能力2)を発揮している。今後は社内だけでなく社会課題解決に取り組み、自身の資質向上を企業価値の向上および収益に繋げることのできる人材へと更なる深化を遂げることを期待している。
1)技術士法第2条
2)技術士に求められる資質能力(コンピテンシー) 科学技術・学術審議会 技術士分科会平成26年3月7日

2. 長森 英二 氏(大阪工業大学工学部生命工学科生物プロセス工学研究室 准教授)
 「技術士会(生物工学)との連携に期待すること」
[講演要旨]
 バイオエコノミーやSDGsの機運が高まり、生物工学技術に対する世の中の期待が大きくなっていることは皆様のご承知の通りと思います。これを実現するには高度な先端技術の開発だけでなく、産業としてバイオを成立させるための技術の社会実装、実践を支える人材育成が重要であることは言うまでもありません。大学は先端研究(論文)と技術体系の整備、それを活用した教育の全てを担う機関になりますが、社会における実践に大学教員が直接的に触れられる機会はさほどありません。(まだ個人的見解ではありますが)各所属企業の枠に囚われることなく、個々に自己研鑽を積み、情報共有も積極的になされている技術士会(生物工学)との連携に期待するところは大です。当日は、この期待について具体的に述べさせて頂きたく思います。皆様との活発な意見交換を楽しみにしております!
参考:生物工学会誌-バイオ系のキャリアデザイン(特別企画)

(2) パネルディスカッション(15:45-16:30)
テーマ:学会や企業との連携・協力のあり方について考える

(3) 技術懇話会(16:45-17:30)
パネルディスカッション終了後にオンラインにて実施

申込締切:2021年10月2日(土)(締切厳守)
技術士会ホームページ・ CPD行事参加申し込みサイトよりお申し込みください(会員パスワードが必要です)。

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