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生物工学部会

【例会案内】2020年12月例会(冬の例会)

日時:2020年12月12日(土)15:00-18:00(幹事会13:00-14:30)
場所:オンライン開催(アクセス方法は申込者に連絡)
対象:日本技術士会 正会員・準会員(部門、地域を問わず参加を受け付けます。)

内容:日本技術士会・2020年12月「冬の例会」

プログラム:
(1)15:00〜15:05 開会の挨拶
(2)15:05〜15:50 講演[1]
(3)16:00〜16:45 講演[2]
(4)16:45〜16:50 閉会の挨拶
(5)17:00〜18:00 技術懇話会

講演[1]:
タイトル:バイオインジゴの事業化を目指して 〜世界最古の染料であるインジゴを合成生物技術で生産〜
講師:清水雅士 会員(マイクロバイオファクトリー株式会社 代表取締役社長、修習技術者(生物工学部門) )
講演要旨:インジゴ染料は、世界最古の染料と言われています。紀元前から1800年代後半までは植物の藍を原料に生産されていましたが、ドイツの化学者アドルフ・フォン・バイヤーがインジゴの化学合成法の開発に成功して以来、天然藍に代わり現在まで合成インジゴが市場を支配しています。合成インジゴは発がん性が疑われるアニリンを原料に製造されることからアニリンフリーのインジゴの生産方法が求められています。当社は合成生物技術を活用して、微生物発酵によりアニリンを使用しないインジゴを生産技術の開発に成功しました。当社が取り組むバイオインジゴ事業についてご紹介します。

講演[2]:
タイトル:酒類メーカーのアルコール研究と持続可能なビジネスシステムについて
講師:串尾聡之 会員 (三和酒類株式会社 CCRNチーム、技術士(生物工学部門) )
講演要旨:酒(エタノール)は体内で二段階の代謝を受ける。まずアルコール脱水素酵素ADHにより毒性の高いアセトアルデヒドに、その後アルデヒド脱水素酵素ALDHにより酢酸へ代謝される。両酵素の活性は遺伝子多型により異なり、日本では「顔が赤くなる」ALDHを有する人口割合が高い。この遺伝子多型に着目したこれまでの研究を報告する。酒類メーカーによるアルコール研究がいかにしてステークホルダーに資するのか、公益確保の視点から長期的ビジョンの描き方とCSR活動に限定しない有効なビジネスモデルについて思うところを述べる。

参加費:無料

参加申込:技術士会ホームページ・CPD行事参加申込サイトよりお申し込みください(会員パスワードが必要です)。
申込締切:2020日年12月5日(土)(締切厳守)

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