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農業部会

食品業界の不祥事続発によって失われた信頼を回復するためのアピールについて

  1. 日本技術士会農業部会では、食品業界の不祥事続発によって失われた。信頼を回復するため、できるだけ貢献したいということから、下記のアピールを食品関係の技術者と技術士にあて発信することになりました。
  2. このアピール文は、部会内の食品ワーキンググループが中心になって取りまとめ、水産、生物工学の2部会と食品関係2プロジェクトチームの賛同を得て5つの組織がアピール発信人となり、ニュースリリースの形で新聞、業界紙・誌や主な食品業界団体、農水省、厚生労働省などに送っています。
  3. これをお読みになった会員の皆様が適切だと考える技術者や組織があれば、アピール文と共に我々の意のあるところをお伝え下さるようお願いします。
  4. 食品ワーキンググループでは、業界貢献のために当面「食品の表示」についてのシンポジュームや勉強会開催を、関係者と協議しながら計画しています。

食品業界の信頼回復のために、関係技術者と技術士の皆さんに訴える

 平成20年1月21日

 (社)日本技術士会  農業部会、
  同      水産部会
  同      生物工学部会
  同 プロジェクトチーム 食品技術士センター
  同 プロジェクトチーム 食品産業関連技術懇話会

 私共、日本技術士会の食品関連各組織は、不祥事の続発する食品業界の最近の状況に深い憂慮と強い危機感を持ち、広く食品業界の技術者と技術士の皆さんに対し、食品と食品業界の信頼回復のため、共に協力して最大限の努力を傾けるよう強く訴えるものです。

  1. 食品業界では、近年各種の不祥事が続いていますが、昨年は特に有名企業を含め、賞味期限・産地・原料の偽装などの不正行為が続発し、社会と消費者の信頼を著しく失いました。
  2. その責任は、経営者が最も重く負うべきですが、全ての食品産業関系者にとって「他人ごと」ではありません。特に技術者は、企業現場で企画・開発・製造・品質管理などに直接携わる者として、食品の安全確保・品質管理・不正防止に重大な責任があります。技術者は、国民の生命と健康に果たす責任と誇りを持ち、夫々の職分に応じて、そのために最善を尽くさねばなりません。
  3. 最近の不祥事の多くは、内部告発が端緒になって発覚しています。状況によって不正を告発することも必要ですが、技術者として最も重要なのは、不正が行われないような「仕組み造り」だと思われます。そのためには企業現場の状況に対応して、例えば経営者や関係者への助言、法令や基準の周知、作業マニュアルの徹底、安全相談窓口の開設、製造記録の整備、衛生管理マニュアルの策定、HACCP・ISOなどのシステム構築、トレーサビリテイの確立などに努めることが求められます。
  4. 技術士資格を持つ技術者は、技術コンサルタントか企業内技術士か、また、日本技術士会会員か非会員かに関らず、技術士法に明記された「公益性擁護」の立場を堅持し、自分自身の「技術者倫理」の向上に努め、消極的に法令を守るだけでなく、「企業倫理実現」の先頭に立って積極的に行動すべきです。また、企業内技術士は経営者や職場上司・同僚のよき相談相手となり、所属企業と食品業界への信頼を築くため、関係者と協力して日常的に努力することが望まれます。
  5. 我々技術士組織は、食品の安全・安心のための様々な「仕組み造り」に関して、企業の相談や要請に対応する用意があり、このような貢献をすることが現時点における我々の果たすべき社会的責務と信じるものです。

  本件に関するお問い合わせ先:
  日本技術士会農業部会幹事 加藤 洋
  電話&FAX 029−872−9260
  メール jzk00553@jcom.home.ne.jp

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