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男女共同参画推進委員会

男女共同参画

男女共同参画

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  Fさん (ベトナム在住)
  外資系IT会社
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 私は、カナダ人の夫と結婚し、2歳の娘と0歳の息子がいます。私たち夫婦は、お互いのキャリアを尊重し、私は日本をベースに外資系IT会社に勤務しながら2人の子供を育て、夫はベトナムで働いています。私達は、毎日Skypeで繋がり、数か月毎に夫が日本に通うという「通い婚」の生活を送っています。
 職場では、アジア、欧米にいる同僚と多様な文化の中で働いています。「家族が優先」という職場の考えのもと、記念日や子供のイベント事等でも休暇が取りやすく、また、海外出張に家族を連れて行き、そのまま家族と休暇を過ごすことも多々あります。昨年、私のアメリカ海外出張には、夫と子供が同行し、私の仕事中は、夫がベビーシッターとなり、出張後は、そのまま休暇を利用し家族でカナダに行きました。また、欧米地域では、さらにより家族を優先した柔軟な働き方が実践されており、仕事中に子供の学校のお迎えに行ったり、オフィスには行かずに在宅勤務をしたりしている同僚もいます。
 現在、私は、育児休暇を取り、夫が仕事をしているベトナムで家族4人暮らしています。ベトナム人は、赤ちゃんにやさしく、買い物途中に息子が泣いていると一緒にあやしてくれたり、レストランでは、ウェイターさんが息子を抱っこしてくれたりと、赤ちゃん連れには、とても住みやすい国です。夫は、家族の時間を大切にしようと、平日も家族と一緒に昼食をとり、夜は、午後6時頃に帰宅し、子供達との時間を楽しんでいます。
 私は、恵まれた仕事環境、夫の理解のお蔭で、今までの慣習にとらわれずに、自分のキャリアを続ける事ができています。このような新しい結婚生活モデルが、結婚・出産を期に仕事を続けるか迷っている方の一つの選択肢になればと願っています。
(原稿受理日:2015.9.3)

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